成海璃子と積木くずしとシンナー

懐かしく、そして強烈な印象を残したドラマ、
「積木くずし」が“最終章”としてリメイクされたそうです。
事実は小説よりも奇なり。
昭和の当時にあったある有名俳優の家庭の崩壊から、
平成になった私たちが今度は何を得られるのか。

 フジテレビ系では中村雅俊主演で、俳優・穂積隆信による体験手記を原作にした「積木くずし
最終章」を11月23日から2夜連続のスペシャルドラマとして放送。非行に走る娘・灯役で成海璃子、元妻・美希子役で高島礼子が共演する。

(以上 アメーバニュース )

私がまだ思春期の頃、このドラマが始まりました。
当時、娘役をやったのは高部知子さんで、このドラマで公私ともに話題になり、
彼女自身の人生も大きく変わってしまったと記憶しています。

当時は“タバコ”や“シンナー”で
親や現実の問題から逃避して“不良”になってしまったのが、
平成の今ではインターネットや携帯電話、スマートフォンの普及で
現実逃避の在り方も変わったので、
人生を積み木に例え、崩れていく様も変わったと言えます。

今回の娘役は成海璃子さん。

彼女にシンナー、タバコというのが似合うようには思わないけれども、
そういう普通の可愛らしい女の子が、
周囲からの偏見などで人生を真っ直ぐ歩いていくことが
できなくなったということが実際にあったわけでしょうし、
そう思うと切なくもなりますね。

今回の“最終章”では、今までドラマや映画化、
続編などでも扱われなかったエピソードが含まれ、
2夜連続で放映されるそうです。

あの頃に感じた悲壮感を思い出しながら、
過去の作品に囚われずに好演されただろう俳優陣の演技に期待しています。


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