鈴木杏樹さんの夫の死、生放送中に訃報

鈴木杏樹さんのご主人が急逝されたということ、そしてその訃報が生放送中の杏樹さんに届いていたけれども、
悲しみを隠し、番組最後まで仕事に支障をきたすことなく終えたということ…
杏樹さんの生き方、真の強さにも感銘を受けつつ、悲しみの深さも感じられました。


 女優鈴木杏樹(43)の夫で、駿河台日本大学病院勤務の外科医、山形基夫(やまがた・もとお)さんが1日、死去した。56歳。東京都出身。死因は不明。鈴木とは98年6月に結婚。おしどり夫婦として知られた。

 関係者によると、最愛のパートナーの早すぎる悲報に、鈴木は大きなショックを受けているという。

 1日は、金曜レギュラーを務める日本テレビ朝の情報番組「ZIP!」(月~金曜前5・50)に生出演。画面を通しては普段と変わらない様子を見せていたが、同局関係者は「番組側には山形さんの異変を知らせていたようです」と説明。張り裂けそうな胸中をひた隠しにして、気丈に振る舞っていたとみられる。

 山形さんとの出会いは98年1月。司会を務めるフジテレビ「ミュージックフェア」(土曜後6・00)出演中に腹痛を訴え、同病院に入院。山形さんの執刀で手術を受けた。パソコンが同じ趣味だったことから意気投合。退院後にメール交換をしているうちに交際が始まり、交際4カ月で婚姻届を提出した。

 清純派の女優として人気を集め、「お嫁さんにしたい女優No・1」にも選ばれていた鈴木の電撃婚は大きな話題になった。結婚報告会見では「出会いから6カ月(での結婚)は早く感じられるでしょうが、私たちにとっては長く感じられる」と幸せいっぱいの様子で話していた。

 山形さんは75年に日本大学医学部に進学。81年の卒業後は母校の板橋病院に勤務。その後、米国留学で内視鏡治療を習得し、消化器がんを研究テーマにしていた。テレビ番組で“がんの若き権威”として紹介されたこともあった。
(スポニチアネックス)


あまりにも辛い事実を前にすると、それを真実として受け入れきれずに「変わらない自分」でいてしまうこともありますよね。
「泣いていいよ」って言われるまで、泣くことすら忘れてしまうというくらいに、もしかしたら杏樹さんは辛い気持ちに蓋をしていたのかもしれません。

もちろん、それも気丈な振る舞いなので、今回の杏樹さんのご主人の訃報を聞いても仕事を全うしたことは社会人として、
特に日本人としては尊敬に値することです。

外科医としても活躍されていたご主人は、テレビでガンの名医としても紹介されたことのある山形基夫さん。
夫婦仲の良さは有名だったのに、時折何故か、離婚の噂が出ていたときもありました。
まぁ、芸能人夫婦にはつきものというか、ないところにも煙が立つというので、実際には離婚の気配すらなかったそうです。

自分の腹痛、疾患のときの手術執刀医として出会ったご主人との別離。
それが異国の地での手術を前にしてのことでしたから、最期を看取れなかったことまでもが悔やまれるのかもしれませんが、
自分の最期を知っても仕事人としてしっかりと勤めてくれた奥様の杏樹さんを、
外科医として名医と言われた山形基夫さんは誇らしくおもわれているのではないでしょうか。
杏樹さんのこと、静かに見守っていきたいです。


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