森本アナの事件は美人局による冤罪?
「冬間近で女子大生は厚着だったはず。下着の中に手を入れて胸を触ることは不可能だ」
「森本アナはNHKスペシャル『原発事故調最終報告~解明された謎 残された課題~』を担当していた。上層部には邪魔な存在だった」
「言いたいことを率直に言う目障りな森本アナを辞めさせるには事件を起こすことが一番だった」
陰謀説や冤罪説を唱える主な意見はこんな内容だった。
また、自宅と逆方向の電車内での痴漢行為による逮捕というパターンが、某経済評論家が2006年に迷惑防止条例違反で逮捕=最高裁で懲役4か月確定後に収監=された事例と酷似していることから、某経済評論家の冤罪を確信しているネットユーザーの中には二つの事件を結びつけて「国家権力」の陰謀説を展開する人もいた。
(以下略 J-CASTニュース)
映画「それでもボクはやってない」は、周防正行監督が痴漢冤罪をテーマにしたものです。
この映画を見ていると、たまたま近くにいただけで痴漢だ!と間違われ、
人生が転落していくことの理不尽さをおもいます。
それがもしも「誰にも触られていない」のに、「触られた!」としたら?
しかし、通勤ラッシュなどの混雑時の中で「触られていない」ことを
解明するのも無理に等しいようです。
女性の多くは痴漢行為に悩んだことがあるのも事実です。
女性専用車両が出来たのも、このような問題への対処としてでした。
今回の森本アナの件で、ツイッター上では
「冤罪だ」「美人局じゃないか?」という意見が多くなり、
その真意を明かそうとするかのような情報も流れています。
こうなってくると故黒澤明監督の「羅生門」にもなってしまいます。
女性が痴漢の被害を受けることもなくしたいですし、
罪のない男性が痴漢と言われて冤罪で人生を奪われていくのも正しくなく、
こうなると女性車両だけではなく、
痴漢と疑われたくない方のために「男性車両」も作って、
疑う必要のない関係を作ったほうが良いのかもしれませんね。