森光子、実は認知症だった?紅白の時の動画は削除

森光子さんが11月10日に亡くなっていたことが報じられました。
92歳でした。
最期まで舞台で、ということは叶わなかったとしても、
人生の大半を大女優として過ごせたことは幸せなことだったと思います。


 さよなら、“日本のおかあさん”-。主演舞台「放浪記」や「時間ですよ」などテレビドラマや映画のほか、司会や歌手としても幅広く活躍した女優の森光子(もり・みつこ、本名村上美津=むらかみ・みつ)さんが10日午後6時37分、肺炎による心不全のため、都内の病院で死去した。92歳だった。東宝が14日、発表した。家族による密葬が同日、営まれた。後日、本葬を行う。喪主はおい柳田敏朗(やなぎだ・としろう)氏。森さんは京都市出身。前人未到の2017回上演を果たした「放浪記」で国民栄誉賞、文化勲章に輝くなど国民的女優として愛された。
 森さんは14日に荼毘(だび)に付されたという。
 数年前から栄養管理のために短期間入院することがあった森さん。今年9月に肺炎の兆候が出るなど体調を崩したため、大事を取って入院していたが、高齢もあり体力の衰えを取り戻すことはできなかった。
 9月に森さんの入院先の病院を見舞った関係者は、「元気な様子だったが、以前より言葉数が少なくなっていた」と話した。

(中日スポーツ【芸能・社会】)


 私が森光子さんのことで印象深いのは、
「子どもを産まなかったことだけが後悔」ということを仰っていた記事から感じた、
「非凡過ぎて得られなかった平凡な生活」でした。

ジャニーズ事務所の東山紀之氏を筆頭に、
若い男子に囲まれて笑っているのは痛々しく見えるほどでしたし、
やっぱり普通の女性としての幸せには縁遠かったのだろうとおもいます。

2009年の紅白で審査員として姿を見せた時に、コメントする姿に
「認知症ではないのか?」と噂されることもあったそうです。

仮に認知症と診断されるほどではないとしても、
受け答えがスムーズにできないこと、それは年齢からすれば自然のことだとおもいます。
ネットでは当時の動画も削除されているとのことですが、
当然ですよね、誰だって自分の最後の記憶は元気な頃のものであって欲しいですから。

訃報が流れると、同業者の方からは「残念だ」というような声を聞きますが、
私は「大往生でおめでとうございました」と言って差し上げたいほどです。
非凡を極めた、女優としてはとても幸せな方だったと思っています。


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